ユーロキッチンズの施工物件のほぼ95%を占めるクォーツストーンの天板ですが、最近、知名度も高くなってきたようで、私が何も説明しなくても、『キッチンカウンターはクォーツストーンを使いたい!』とご要望を頂く事が増えてきました。
ひと昔前までは、超高級キッチンブランドでしか扱わないような素材でしたが、普及が進み、加工できる工場も増えたことで、価格が下がってきたことも、ひとつの要因かなと思います。
また、国産システムキッチンメーカーのタカラスタンダードでも、クォーツストーンのブランドのひとつ『フィオレストーン』の取扱を始めた事も大きな要因ではないでしょうか。
本記事では、国内で手に入るクォーツストーン天板(カウンター)ブランドをまとめてみましたので、クォーツを検討されている方は、ぜひ参考にしていただきたいと思います。(ちなみにユーロキッチンズでは、全てのブランドの取り扱いがありますので、お悩みの点がありましたら、ご相談ください。)
【クォーツストーン天板ブランド一覧 ※アイウエオ順】
1.オキテ(OKITE) イタリア製 輸入元:松下産業株式会社
最大寸法:3,000mm×1,350mm
ビアンコカラーラなどの大理石模様のクォーツカウンターを得意としておりますが、価格は少し高めな印象です。ショールームはありませんが、ABC商会の東京ショールームにてビアンコカラーラを見ることはできます。
2.サイルストーン(Silestone) スペイン製 輸入元:コセンティーノ・ジャパン株式会社
最大寸法:3,060mm×1,400mm、3,250mm×1,590mm(ラージ対応品番のみ)
国内では老舗のクォーツカウンターブランドで、多くのキッチンメーカーで取り扱いがあります。柄のバリエーションも豊富にあり、特にカットガラスが入ってキラキラしたステラブランコという石種が人気があります。
ショールームはありませんが、多くのキッチンメーカーのショールームでご覧になる事ができます。人気のステラブランコは、豊洲ららぽーとのフィスラー(ドイツ製の高機能フライパンや鍋のブランド)に展示されているそうです。
3.シーザーストーン(Caesarstone) イスラエル製 輸入元:コンフォート株式会社
最大寸法:3,000mm×1,400mm
classicoシリーズや5000番シリーズなど柄の種類によっていくつかのシリーズがあり、バリエーションが豊富にあります。大理石調のマーブル模様など高級感があるシリーズも人気がありますが、少し高価になってしまいます。
ショールームは白金駅至近にあるコンフォートの本社内にあり、大判のクォーツ天板で柄をチェックできます。
4.ナチュラルクォーツ(Natural-Quartz) オリジナル 輸入元:株式会社アドヴァン
タイルやフローリングなどの建材の販売で有名なアドヴァン社が開発・製造しているメーカーオリジナルのクォーツカウンターになります。原宿の東京ショールームに展示されています。
5.フィオレストーン(fiore-stone) オリジナル 輸入元:アイカ工業株式会社
最大寸法:3,000mm×1,400mm
メラミンカウンターや外壁材などで有名な建材大手のアイカ工業のオリジナルクォーツです。国産システムキッチンメーカーのタカラスタンダードでも採用されております。特にカットガラスが入ってキラキラしたジュエルシルバーとジュエルブラックという石種が人気があります。
ショールームは練馬にありましたが、10月15日より西新宿に移転になるようです。どの石種の展示があるのかは、直接、お問い合わせください。
6.その他
上記のようなエンドユーザー向けにホームページなどで情報発信しているクォーツ天板ブランド以外にも、弊社のようなキッチンメーカーしか知らないようなクォーツストーンもあり、柄や色の選択肢も多くなりました。