ミーレ 食洗機の選び方&グレード比較【2017年8月版】

※2017年8月20日に情報更新。2017年7月7日のミーレ食洗機G6000EcoFlexシリーズへのモデルチェンジや25周年記念モデルを含めてリライトしました。

ミーレ食洗機が選ばれる訳

近年、ますます海外製の輸入食洗機を導入されるお客様が増えていますが、やはり一番人気なのはミーレ社製の食洗機です。ユーロキッチンズでも良く採用させて頂いております。

お客様の中には、「ミーレの食洗機を組み込みたくて、オーダーキッチンにしました!」という方もいらっしゃるほど。私がご提案するより前に最初からミーレ使う事を決めているお客様が多く、そのブランド力の凄さに感嘆するばかりです。

海外製の食洗機メーカーは数社あるものの、なぜミーレが最も選ばれているのか?それは洗練されたデザインと豊富な機能はもちろんですが、やはり、日本でも名の通ったネームバリューが大きな要因だと思います。

海外製食洗機を導入するにあたって、まず不安になるのが『実機を確認できる場所があるか?購入前の疑問を解決する場所があるか?』、『アフターサービスやメンテナンスは安心か?』ではないでしょうか。

ミーレのショールームは目黒と表参道と利便性の良い立地にあり、ショールームの規模も他メーカーとは一線を画し、充実した展示内容が魅力的です。また、洗練されたラグジュアリーなショールームに訪れると、ミーレの揺るぎないブランド力を確信することが出来ます。

他メーカーでは、見学に際し予約を必要とすることが多いのですが、ミーレはいつでも自由に見学ができます。また、様々なイベントが頻繁に行われているので、実機の使い勝手を購入前に体験することも出来ます。

 

このようなイベントには、購入検討中の方はもちろんですが、なんと既に購入した方でも参加して欲しいというのがミーレのスタンス。「ミーレ製品の良さを伝えたい、ミーレ製品をより効果的に使ってもらう為の情報を発信したい」という思いが伝わります。

アフターサービス・メンテナンス面でもミーレは充実しています。例えば、同じ海外製食洗機を取り扱っているあるメーカーは製品寿命は約8年と想定しており、本社におけるパーツ保存期間なども6年間と設定されていますが、ミーレでは20年の使用を想定した耐久テストを行っています。また、製品が廃版となってからも製品パーツは15年保存されているので、大変安心できると思います。

万が一故障や不具合が発生した時は、首都圏の場合、場所によっては3日以内にミーレのスタッフが直接メンテナンスに伺うとの事です。やはり日本におけるシェアが高いため、アフターサービス体制が整っているところは大きな魅力と言えるでしょう。

選択肢が多いからこそ、どれが最適か?迷ってしまう

また、豊富な製品ラインナップもミーレの大きな魅力のひとつです。

ガゲナウの食洗機は60cmタイプと45cmタイプがそれぞれ1機種、AEGは60cmが2機種と、45cmタイプが1機種、アスコに至っては60cmタイプの(3機種)しかありません。

対して、ミーレの食洗機は60cmタイプ・45cmタイプどちらも2~4グレードの中から選べますし、ドア材や操作パネル部分のデザインも豊富に用意されています。それぞれを組み合わせることで、より自分のニーズに当てはまるモデルを選ぶことが出来るのです。

ただし、商品ラインナップが多いが故に「一体どれが自分に合っているの?」と、混乱してしまう部分もあるようで、『どの機種にすれば良いのか?』とよく相談されます。

ミーレの食器洗浄機と一口に言っても、いくつかのグレードがあり、当然、機能も価格も違います。同じような型番がたくさんあり、ホームページやカタログを見ても、その違いが今ひとつ分かりません。

さらに2107年4月には期間限定モデルのG4920SCi(25周年記念モデル)が発売されたり、7月7日にはモデルチェンジが行われ、機種品番が全部変わってしまい、私自身分からなくなってしまいました(笑)

前置きが長くなってしまいましたが、本記事では、そんな悩みを解決するためのヒントになればと、ミーレ食洗機の選び方をまとめてみました。

できるだけ分かりやすくするために、細かいプログラムの違いなど、多少、端折って説明している部分がありますので、もし、細かいところまでしっかりと把握して選びたいという方は、ミーレのショールームで実際に現物を見ながら、スタッフの説明を聞かれた方が間違いがないかと思います。

まずは全体像を把握しましょう。

ミーレ食洗機には幅が60cmと45cmの2タイプありますが、圧倒的に60cmが多い事もあり、メーカーも弊社でもスペース的に問題がなければ、まずは60cmをお勧めする事が多いので、本記事では60cmに絞ってご説明します。(60cmと45cmの価格は意外にもあまり変わらないので、何となく割高な感じがしてしまいます。幅60cmの25周年モデルの方が45cmよりも安いので余計にそう思います。)

45cmモデルについては、以下の記事でご案内しています。

ミーレ食洗機の全機種(幅60cmタイプ) ※定価(税別)

25周年記念モデル G4920SCi ステンレス 25万円
梅グレード
(旧G6100)
G6620SCU ホワイト 31万円
G6620SCi ホワイト 31万円
G6620SCi ステンレス 34万円
竹グレード
(旧G6300)
G6722SCU ホワイト 36.5万円
G6722SCi ホワイト 36.5万円
G6722SCi ブラウン 36.5万円
G6722SCi ステンレス 39.5万円
G6762SCVi オールドア 40.5万円
松グレード
(旧G6500)
G6824SCU ホワイト 40.8万円
G6824SCi ホワイト 40.8万円
G6824SCi ステンレス 43.8万円
最上位グレード G6924SCi ステンレス 57万円
G6994SCVi オールドア 65万円

いかがですか?ごちゃごちゃして何が何だか分かりませんよね?

全体像を把握するために、まずは型番の意味を知っていただくと分かやすいと思います。ミーレの食洗機の型番は以下の例のように3つのパーツで構成されています。

(例)G 【6620】 【SCi】 【ステンレス】

一番最初のGは共通の記号なので無視します。その次の【6620】の部分がグレードを表す数字です。【SCi】の部分はドア材のタイプ、その次の【ステンレス】は操作パネルの色を表しています。すべての機種はこれらのパーツの組み合わせで構成されています。

ミーレ食洗機の選び方の流れ

一般的な選び方の流れとしては、次の順番になる事が多いです。

(1)ドア材のタイプを選ぶ
(2)操作パネルの色を選ぶ
(3)グレードを選ぶ

もちろん、ドア材のタイプや操作パネルの色にこだわりがある場合は順番が逆になる場合があります。たとえば、操作パネルをブラウンにする場合は、必然的にグレードは竹グレード(G6722)になりますし、オールドアにしたい場合はG6762かG6994に限定されます。

それでは、ひとつずつ説明していきます。

(1)ドア材のタイプを選ぶ

【SCU】標準ドア装備タイプ

塗装されたドア付きで納品され、ドア材を用意する必要がありません。色はホワイトだけです。

【SCi】ドア材取り付け専用タイプ

ドア材が付いていない状態で納品されるので、別途、ドア材を用意する必要があります。ドア材分だけコストアップ(平均すると2~3万円程度)になります。お客様が希望するドア材を取り付けられるので、キッチン全体のカラーやデザインをトータルコーディネート出来るのが魅力です。

【SCVi】オールドア材取り付け専用タイプ

ドア材が付いていない状態で納品されるので、別途、ドア材を用意する必要があります。ドア材とバーハンドルの分だけコストアップ(平均すると3~4万円程度)になります。操作パネルがドア天面に配置されており、ドアが閉じている時は操作パネルが隠れて見えなくなるオールドア。食洗機の存在を感じさせないインテリア性を追求したキッチン作りが可能となるところが魅力です。さらにノックでドアを開けることができる機種もあり、ハンドルさえも無くすことが可能です。

ドア材のタイプの選び方

オーダーキッチンに組み込む場合は、キッチンとドア材を合わせるケースが多いため、圧倒的にSciが多いです。また、ステンレスのドア材を別に用意して、全体をステンレスのデザインにすることも可能です。

SCUはホワイトしかありませんので、ホワイト系のキッチンに組み込む場合にはぴったりです。また、システムキッチンに組み込む場合や食洗機だけを交換する場合、キッチンとドア材を合わせる事が難しいので、SCUにする場合が多いです。

SCUとSciホワイトは同じ価格なので、単純にSciの場合はドア材分だけコストアップ(平均すると2~3万円程度)になります。

(2)操作パネルの色を選ぶ

操作パネルの色はホワイト、クリーンスチール、ブラウン、クリーンスチール(斜め)の4種類になります。

キッチン全体のデザインや(1)で決めたドア材との組み合わせで決まります。梅や竹グレードのステンレス(クリーンスチール)と松グレードのステンレス(クリーンスチール)はデザインが違いますので、ご注意ください。

ホワイトとブラウンは同価格、ステンレスは3万円(税別)の増額となります。

(3)グレードを選ぶ

(1)と(2)はキッチンの色・デザインの都合やお好みで決まるものですので、実はあまり悩む事もありませんが、一番よく分からない(3)のグレードについて、以下にご紹介させていただきます。

グレードの数字は、4720などの4000番台が45cmタイプ、6620などの6000番台が60cmタイプになります。1機種だけ例外がありまして、25周年記念モデルのG4920だけが4000番台にもかかわらず60cmになります。また数字が大きくなればなるほど、グレード(価格)もあがっていきます。

先程の表をよりシンプルにするためにドア材の種類と操作パネルの色を取り除いてみました。

ざっくりとミーレ食洗機のグレード分けをすると、「松竹梅」と「最上位グレード」に分ける事が出来ますが、すべての網羅すると複雑になりすぎるので、他の機種との選択に迷う事は少ないと思われるオールドアモデルと最上位グレードは削除して、機種を絞り込みました。(※最上位グレードとの違いについては補足でご紹介しています。)

ミーレ食洗機の全機種(SCiステンレス) ※定価(税別)

25周年記念モデル G4920 25万円
梅グレード G6620 34万円 ※9万円(税別)の増額
竹グレード G6722 39.5万円 ※5.5万円(税別)の増額
松グレード G6824 43.8万円 ※4.3万円(税別)の増額

今までの経験から言うと、食洗機のグレード選びで迷うとすれば、松竹梅+25周年記念モデルの4つのグレードがほとんどだと思います。

以下、価格が低い順にその価格差と機能の違いについて比較していきます。なお、標準使用水量の違いや、細かい機能の違いなど色々とはあるのですが、大きなポイントに絞ってご説明させて頂きます。

25周年記念モデル(4920)と梅グレード(6620)を比較

G4920SCiはミーレ設立25周年を記念して発売された期間限定モデルです。2018年3月いっぱいまでの限定販売ですが、何よりもその価格が大変魅力的なのです。特に操作パネルにステンレスクリーンスチールをご要望されている方にとっては、税抜き9万円の減額と大変お得な価格設定になっています。

25周年記念モデル G4920SCi ステンレス 25万円
梅グレード G6620SCi ホワイト  31万円 ※6万円の増額
G6620SCi ステンレス 34万円 ※9万円の増額

さて、この6万円(9万円)の価格差に対して、いったいどんな点が違うのか?をご説明させていただきます。

大きな違いのポイントは以下の3点になります。

(1)オートオープン機能が付かない
(2)洗浄プログラムが1つ少ない(クイックパワーがない)
(3)カトラリートレイ&バスケットの作りがシンプル

(1)オートオープン機能が付かない

『オートオープン機能』とは、プログラム終了後に自動でドアが開き、庫内の食器の乾燥を促進させる機能です。素早くクールダウンしますし、乾きにくいとされるプラスチック製食器に残った水滴も緩和させることが出来るというわけです。ミーレはこの機能で特許を取得しています。

海外製食洗機を検討する際、どうしても気になるのが「国内産に比べて乾燥が甘い」イメージという声も多い中、この機能は大変魅力的です。

※最近では、温風乾燥機能を持った海外製食洗機も登場したようですが、そもそもミーレ社の生まれたドイツでは「エコであること」がとても重視されるので、温風を使ってエネルギー消費を増やしてまで乾燥させることに意味を見出さないそうです。それよりも、扉を開けて乾燥を促せばよい、という考えは、シンプルかつ大変理にかなったものですよね。

(2)洗浄プログラムが1つ少ない(クイックパワーがない)

G6620SCiの洗浄プログラムは6種類ですが、G4920SCiは短時間洗浄プログラムの『クイックパワー』を除いた5種類となります。

『クイックパワー』とは、短時間での洗浄を可能にするプログラムです。従来のクイックウォッシュプログラムは洗浄力がイマイチでしたが、クイックパワーはその洗浄力を強力にしつつ、約1時間前後で食器を洗い上げます。

(3)カトラリートレイ&バスケットの作りがシンプル

G6620SCiは3Dカトラリートレイ&エクストラコンフォートバスケットなのに対し、G4920SCiは通常のカトラリートレイとコンフォートバスケットの組み合わせになります。

ミーレのカトラリートレイはもともと独自に開発されており、カトラリーを1本1本仕切りに沿って綺麗にセット出来るデザインですので、G4920SCiに装備されている標準のカトラリートレイでも、しっかりと汚れが落ち、乾燥もされます。(以下、画像参照)

G6620SCiに装備されている3Dカトラリートレイでは、さらにお玉や泡立て器など厚みのある器具にも対応出来るよう、高さや幅、深さなどの調節が可能になっています。

また、バスケットについても、G4920SCiのコンフォートバスケットには、高さ調節可能な上段バスケットに、下段バスケットには1列の固定式スパイク、マルチコンフォートエリアなど備わっており十分使いやすいものになっています。(以下、画像参照)

G6620SCiのエクストラコンフォートバスケットは、加えてサポートレールと可倒式ピンが備わっており、脚付グラスや大きい容器など様々な食器を収容できる作りになっています。

以上、違いを3点説明させていただきました。

以下の記事も参考にしてください。

梅グレード(6620)と竹グレード(6722)を比較

梅グレード G6620SCi ステンレス 34万円
竹グレード G6722SCi ステンレス 39.5万円 ※5.5万円の増額

さて、この55,000円の価格差に対して、いったいどんな点が違うのか?をご説明させていただきます。

大きな違いのポイントは以下の3点になります。

(1)ディスプレイ表示:梅は3桁の数字のみ 竹は日本語表示
(2)洗浄プログラム数:梅は6種類 竹は9種類
(3)竹には3つの省エネ機能が備わっている

梅と竹の違いのうちでも、(1)のディスプレイ表示は好みにもよりますし、(2)の洗浄プログラム数もミーレの食洗機は標準の6種類だけでも十分な機能を持っています。そうなると、60cmタイプの場合の梅と竹を比較した場合、特筆すべきは(3)の省エネ要素の違いかもしれません。

3つの省エネ機能とは?

実際にどんな機能が増えるかといいますと、以下の3つの機能です。

「ECOスタート付き予約タイマー」(毎回自動的に一番安い電気料金の時間帯を選んで運転)

「エコフィードバック」(洗浄プログラム選択時にディスプレイに水量と電力量の目安消費レベルが表示)

「エネルギーセーブ機能」(水温と運転時間を調節してエネルギー消費を最大20パーセント削減)

食洗機は毎日つかうものなので、たとえちょっとしたエネルギーの節約でも「塵も積もれば」、年間での差は大きくなりますね。なかでも「エネルギーセーブ機能」のエネルギー消費最大20パーセント減ともなると、その差は見過ごすわけにはいきません。

60cmタイプで梅か竹か迷った場合は、この省エネ要素に対して55,000円を払う価値があるかどうかで考えると良いかもしれません。品質を重視するミーレの食洗機は「20年間現役」が謳い文句なので、たとえ初期投資が55,000円高くても、長い目でみれば十分元が取れてしまうかもしれませんね。

余談ですが、2017年7月のモデルチェンジ以前は、梅グレード(6620)と竹グレード(6722)の比較検討に、オートオープン機能の有無が大きな判断ポイントとしてありました。(現在は25周年記念モデル以外の全ての60cmタイプにオートオープン機能が装備されています。)

竹グレード(6722)と松グレード(6824)を比較

竹グレード G6722SCi ステンレス 39.5万円
松グレード G6824SCi ステンレス 43.8万円 ※4.3万円の増額

さて、この43,000円の価格差に対して、いったいどんな点が違うのか?をご説明させていただきます。

大きな違いのポイントは以下の4点になります。

(1)バスケットの構造:竹はエクストラコンフォートバスケット 松はプレミアムコンフォートバスケット
(2)洗浄プログラム数:竹は9種類 松は11種類
(3)松には「ブリリアントライト(庫内灯)」がついている
(4)松には「エクストラドライ機能」がついている

竹グレードと松グレードの違いですが、(2)の洗浄プログラム数の違いについては先程と同じことが言えます。(3)の庫内灯は、4つのパワーLEDライトが自動制御で庫内をすみずみまで照らしてくれるので、照明を落としたお部屋でも食器の出しい入れ作業がスムーズになる便利な機能ではありますが、そもそも明るい部屋で使用するのであれば不要とも言えます。

(4)のエクストラドライ機能は、最終すすぎの水温を上げ、余熱乾燥時のファン運転時間も長くすることで、乾燥の仕上がりを向上させるものです。前述しているように、海外製食洗機では今ひとつ乾燥力に不安がある、というイメージがまだまだあるので、このエクストラドライ機能は有効かもしれません。けれども、水温を上げて、ファン運転時間も長くするということは、その分エネルギー消費も増えることに繋がります。「乾燥力が命!!」、という方でなければ、「エネルギー消費を多くしてまでは乾燥力は気にならないかな・・」というのが本音かもしれません。

この乾燥力に対してのイメージは、別記事で発想の転換となるヒントをご紹介しているので、宜しければご覧下さい。

そうすると竹グレードと松グレードの比較で一番重要なポイントは(1)のバスケットの構造の違いになるのではないかと思います。

エクストラコンフォートバスケットとプレミアムコンフォートバスケットの違い

では、竹の「エクストラコンフォートバスケット」と、松の「プレミアムコンフォートバスケット」の違いとは何でしょうか??

上の画像が竹グレードの「エクストラコンフォートバスケット」で、下の画像が松グレードの「プレミアムコンフォートバスケット」になります。

ミーレのバスケットは、全体的にホワイトカラーですが、「可動となっている部分」はパッと見て分かるようにオレンジのパーツが使われています。「エクストラコンフォートバスケット」と「プレミアムコンフォートバスケット」の写真を比べると、オレンジのパーツの数がまず違いますね。

つまり、プレミアムコンフォートバスケットの方がよりフレキシブルに調節したり、動かしたりする事が出来るのです。

例えば、ミーレのバスケットは様々な形状の食器でも安定してセットできるようにピンがついているのですが、深めのお皿などをセットする場合にはピンが邪魔になってしまうことも。プレミアムコンフォートバスケットのピンは可倒式となっているので、食器の形状にあわせてピンを倒して広めのスペースを作り出したりも出来るわけです。

下段バスケットのマルチコンフォートエリアはレールの取り外しも可能なので、より大きなお鍋やフライパンでも余裕を持ってセットする事が出来ます。

その他にも、可倒式のグラスサポートレールや、ボトルホルダー、高さ調節の出来るグラスホルダーなども実に充実しています。ホームパーティーで大皿や沢山のグラスを洗浄したい場合などはもちろん、普段でも大きめの調理機器を使われる方や、ご自宅でワインを楽しまれている方にもストレスフリーに使って頂けるかと思います。

竹と松、どちらのグレードにすべきか迷った場合は、このプレミアムコンフォートバスケットに43,000円の価値を見いだせるかどうか、で考えていただければ良いかと思います。

もちろん、他にも機能的な違いがありますが、ミーレの場合、梅グレードのG6620でも十分すぎる機能は備わっており、多くの方がこれ以上の機能は十分に使いこなせていないという現実を考えると、これくらいシンプルに考えても良いのかな?と思いました。

とは言いましても、バスケットの構造については、画像だけでは分かりにくい部分があると思いますし、プログラムの詳細についても本記事ではご紹介しておりませんので、気になる方はショールームでその違いを見てみることをお勧めいたします。

 

以上、ミーレ食洗機のそれぞれのグレードをベースに、選び方のポイントをご紹介しました。ご自身のキッチンデザインやライフスタイル、そして価格に照らし合わせながら選んでいっていただければ、表の中の食洗機どれかに行き着くかと思います。

みなさまのニーズにピッタリと当てはまる食洗機選びのヒントになれば幸いです。

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【補足:最上位グレードとの違い】

松グレード(6824)と最上位グレードを比較

松グレード G6824SCi ステンレス 43.8万円
最上位グレード G6924SCi ステンレス ※13.2万円(税別)の増額
G6994SCVi オールドア ※21.2万円(税別)の増額

さて、この価格差に対して、いったいどんな点が違うのか?をご説明させていただきます。

G6924・G6994両方に共通する大きな違いはは以下の3点になります。

(1)ディスプレイ表示の違い
(2)使用可能な洗浄プログラム数が11種類から13種類に増える
(3)オートクローズ機能がつく

(1)のディスプレイ表示は、G6924であればTFT液晶センサートロニック(5行表示)、G6994は2行テキスト表示となります。(2)の洗浄プログラムですが、新たに加わるプログラムは、でんぷん質汚れに特化した「パスタ/パエリア」プログラムと、泡立ちが良くなるようにビールグラスを洗うための「ビールジョッキ湯」プログラムと、正直マニアックとも言えるものになっています(笑)

(3)のオートクローズ機能は、ドアをそっと軽く押すだけで電動ドアクローズ機能が作動して自動でソフトに閉まってくれる機能です。魅力的ではありますが、こちらもどちらかというと「絶対に必要」とは言いづらいかもしれません。

しかしながら松との価格差は、G6924であれば132,000円ですし、G6994に至ってはなんと212,000円にもなります。

言うなれば、G6924とG6994の一番のポイントは「最上グレードである」ということにつきるかもしれません。ミーレ食洗機の魅力のひとつが「ラグジュアリー」でもあるので、その魅力を最大限に味わえる機種には間違いないでしょう。

G6994は、加えて革新的な機能を1つ備えています。それが「ノックツーオープン機能」です。なんとドアを2回ノックするだけで自動的に開きます。これは他メーカーには無い機能で特許を取得しています。ドアをノックするだけで自動的に開く様子は、まるで手品か魔法のようにさえ感じます。

「面白いけれど、それだけのため212,000円の差額は厳しいなぁ」と思ってしまうかもしれませんが、キッチンのデザインによってはこのノックツーオープン機能が重要な要素となる場合もあることを紹介した記事がありますので、良ければご覧下さい。

 

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