ミーレとガゲナウの食洗機 迷ったらどう考えればよいか?【比較の方法】

追記 ※2017年8月19日にミーレおよびガゲナウのモデルチェンジを考慮してリライトしました。

『ミーレとガゲナウの食洗機 どっちがお勧めですか?』

オーダーキッチンを検討されているお客様より、よく聞かれる質問です。海外製食洗機の導入を検討される場合、この2社で迷ってしまう方は少なくありません。

ミーレもガゲナウも、ともにドイツの一流家電ブランドで、日本の海外製食洗機市場においても、この2社が人気を二分していると言っても過言ではありません。ユーロキッチンズのお客様でも他の海外製食洗機も含めて検討した結果、最終的にはこの2社で悩まれる事が多いです。

そのような場合、弊社ではいくつかのポイントを判断材料としてお伝えして、最終的にはお客様に判断していただく事にしています。

本記事では、その判断ポイントをご紹介したいと思いますが、この判断ポイントは私自身の主観的な感じ方に基づく点も多く、捉え方によっては間違っている場合もありますので、その辺りを考慮しながら、参考程度にしていただくことをお勧めいたします。(最初から逃げが入っています(笑))

食洗機の性能やスペックの比較は意味がない

かなり乱暴な主張になってしまいますが、大前提として、洗浄力や消費電力、運転音などの性能やスペックについては、ほとんど変わらないと説明しています。

もちろん、数値が違いますし、実際の性能差もあるのは承知しております。庫内灯の有り無しや洗浄プログラムの種類、バスケット&カトラリートレイの使い勝手などの違いもありますが、どちらが優れていて、どちらかが劣っているというものではありません。

どちらも高いレベルでの差異ですので、正直、どちらを選んでも、それなりに満足してお使いいただけるだろうと考えているからです。

実際に購入できるのは1台だけなので、2台並べて使い比べる事が出来なければ、その違いを体感される事はきっと無いと思います。

もし、性能やスペックにガッツリこだわりたい方は、両社のショールームに行って、実際に使わせてもらったり、トライミーレのようなセミナーに参加されると良いかと思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、ミーレとガゲナウ、どちらの食洗機を選ぶかにおいての判断材料になりそうなポイントを弊社のスタンスでまとめてみると、以下の5点になりました。それぞれ説明させて頂きます。

(1)デザイン性の違い

ミーレもガゲナウも、どちらもラグジュアリーで高級感のあるデザインであるのは間違いないのですが、イメージ的には、白を基調とした清潔感あるミーレの食洗機には女性的なエレガントさがあって、ブラックグレーのバスケットと高級感あるステンレスでシックにまとめたガゲナウの食洗機には男性的な格好良さがあるように思います。

ショールームの雰囲気やコンセプトにも両社には特徴がありませんか?

ミーレのショールームは「お洒落」で「華美」なイメージで、ガゲナウショールームは「大人の隠れ家」「重厚感のあるムーディーな雰囲気」なんて言葉がピッタリに感じます。

ミーレ食洗機は操作パネルの色も選べますし、オールドア材タイプやハンドレスタイプもあるので、キッチンの雰囲気に合わせてトータルコーディネートをすることも可能です。

ガゲナウのシンプルながらも計算し尽くされた完璧なデザイン性に魅了される方は多く、ショールームで実機を一目見て「ひたすら惚れ込んだ!」という声もよく耳にします。しかしながらデザインの幅を求めることは出来ません。

このように、それぞれデザインの方向性やデザイン幅など特徴がありますので、ご自身の好みとキッチン全体の雰囲気を考慮して検討していただければと思います。

(2)食洗機のビルトインに必要な開口高さ

ミーレもガゲナウも、設置方法はビルトインになりますので、キッチンカウンターまでの必要開口高さが重要になります。

ミーレ食洗機のビルトインに必要な開口高さは81cmに対してガゲナウ食洗機は82cmで1cm高くなっています。たった1cmの差ですが、この1cmがビルトインの可否を決めることもあります。

国産システムキッチンにビルトインする際に、一般的には81cm(キッチン高さが85cmで天板厚みが4cm)である場合が多いので、その場合はミーレのみの選択肢となります。85cm以上のキッチン高さは選べないシステムキッチンメーカーさんもありますし、かりに選べたとしても85cmの次は90cmになってしまう・・なんてこともあります。

オーダーキッチンであれば、どちらでも問題はありませんが、リフォームの場合にスペース的に高さを上げることが難しい場合などもあります。開口スペースを変更することが難しい場合では大きなポイントとなるでしょう。

(3)販売元が現地法人か輸入代理店か

ミーレは現地法人(日本法人)である「ミーレジャパン(株)」が販売をしています。日本各地に公認のアフターサービス店がありますし、国内保有の在庫量や修理用パーツなどのアフターメンテナンス体制も充実しております。

対してガゲナウは(株)N.TEC(エヌテック)という企業が日本総輸入代理店として販売を行っています。本社は兵庫県にあり、芦屋市と東麻布にショールームを構えております。大企業ではありませんが、1986年より高級家電を取り扱っており、長い歴史と実績のある老舗企業です。

(4)乾燥力アップのための工夫・対策

海外製食洗機に対して度々耳にするのが「乾燥力が物足りないように思う」という声です。日本製の食洗機は温風で強制的に乾かすのに対して、海外製食洗機は運転後の余熱乾燥が基本であるので、どうしても乾燥が甘いように感じてしまうのが理由です。

海外ではどちらかというとエコであることのほうが重要視されているので、エネルギーを消費させてまで乾燥力を高めるという考え方は難しいのです。それでもなんとか乾燥力の向上を実現しようと、両社とも独自の工夫を凝らしています。

ミーレの場合は「オートオープン」機能がそれにあたります。

プログラム終了後に自動的に前面扉が数センチ開き、庫内の蒸気を逃がして効率よく乾燥が進むようにします。2017年7月のモデルチェンジにより60cmタイプの食洗機には全てこの機能が搭載されるようになっています。(25周年記念モデルG4920SCiを除く)

ガゲナウの場合は「ゼオライトテクノロジー」機能になります。

これまでもエクストラドライという機能もありましたが、2017年4月に新たに組み込まれたシステムです。庫内にセットされたゼオライトが、運転時の水分に反応して発熱をすることで、温風を発生させて庫内の乾燥を促す仕組みです。

 

どちらも乾燥のために新たにエネルギーを使わせることなく、物理的反応を上手く利用して乾燥力アップを実現しているところが素晴らしいと思います。

これらもどちらかが優れている、というものではありません。お好みやご家族の生活スタイルに照らし合わせて、どちらがご自身に向いているかで考えてもらえば良いかと思います。

(5)商品ラインナップの広さ

ガゲナウの商品ラインナップは60cmと45cmそれぞれ1機種なのに対して、ミーレの商品ラインアップはもっと複雑で、幅の違いはもちろんですが、扉材、操作パネルの色、グレードによりたくさんの機種が販売されています。

ガゲナウの商品ラインナップ(定価)

【60cmタイプ】
DI 250 461 488,000円(税別)

【45cmタイプ】
DI 250 441 348,000円(税別)

ミーレの商品ラインナップ(定価)

【60cmタイプ】
G4920SCi ステンレス 250,000円(税別) 25周年記念モデル
G6620SCi ステンレス 340,000円(税別) 梅グレード
G6722SCi ステンレス 395,000円(税別) 竹グレード
G6824SCi ステンレス 438,000円(税別) 松グレード

【45cmタイプ】
G4720SCi ステンレス 328,000円(税別) 梅グレード
G4820SCi ステンレス 355,000円(税別) 竹グレード

※簡略化するために、デザインが同じような操作パネルがステンレスで、ドア材取り付けタイプを並べてみました。さらに上位の高級グレードもありますが、ここでは割愛させて頂きます。

以上のようにミーレはグレードがたくさんありますので、予算やこだわり具合に合わせた食洗機を選ぶことが可能になります。

当ブログには、ミーレ食洗機のグレード別の選び方を紹介した記事などもありますので、そちらをもとにご自身の求めるグレードを先に割り出して、そこからガゲナウの価格と比較検討すると良いと思います。

 

本当は、まず同程度の機能を持つグレードで両社の実勢価格を比較できればよいのですが、購入先によって実勢価格は変わりますし、割引率も違いますので、上記は定価で記載させていただきました。おそらく、現実の販売価格で比較すると、少し捉え方が変わってくると思います。

実勢価格で比較したい方は、首都圏限定ですが、コチラから見積依頼をどうぞ!

以上、ミーレとガゲナウの食洗機を迷った時の比較検討の判断ポイントをご紹介しました。

最初にも記載しましたが、この判断ポイントは私自身の主観的な感じ方に基づく点も多く、事実とは異なっている可能性もありますので、その辺りを考慮しながら、参考程度にしていただくことをお勧めいたします。

 
 
 

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