【2017年4月】ガゲナウ食洗機にゼオライトテクノロジーが搭載されました!【マイナーチェンジ】

ガゲナウの食洗機が、実は2017年4月中旬にマイナーチェンジされていました。あまり対外的には報道されていないので、ご存知の方も少ないのではないでしょうか?

前回は2015年12月にフルモデルチェンジが行われています。

 

しかし、今回のマイナーチェンジで新たに搭載された『ゼオライトテクノロジー』という機能は海外製の食洗機では課題となりがちな「乾燥力」に直結する機能ですので、見過ごすテはありません。さっそく、ご紹介したいと思います。

その前に、マイナーチェンジ後の価格はどうなったでしょうか?

ガゲナウ ゼオライトを搭載した食洗機の価格

DI 250 461(60cmタイプ)488,000円(税別)
DI 250 441(45cmタイプ)348,000円(税別)

旧モデルと比べて、それぞれ2万円の増額となりました。なお、ゼオライトテクノロジー搭載以外の、機能や本体デザイン、仕様などは一切変更ありません。

ゼオライトテクノロジーとは?

ゼオライトテクノロジー・・・と聞いてピンと来る方は少ないかと思いますので、詳しくご紹介したいと思います。もちろん私も恥ずかしながら説明を聞くまではさっぱりでした。

そもそもゼオライトとは一体何でしょうか?

「ゼオライト」とは、ギリシャ語で「沸騰する石」という意味で別名「沸石」と呼ばれる火山灰が固まってできた岩石グループの鉱物です。

ゼオライトの中には隙間が多くあり、主成分であるシリカ(ケイ素)とアルミナ(酸化アルミニウム)の働きによって、物質を吸い寄せる吸着機能が備わっています。この吸着機能によって脱臭効果や水質改善効果などが得られます。

馴染みがないように思われるゼオライトですが、実はアクアリウム水槽の掃除や、浄水器、そして園芸では土壌改良など、案外身近で幅広く活用されている鉱物なのです。

加えて吸着機能が働く際に、「発熱反応」が起こるのもゼオライトの特徴。そこにガゲナウが注目した訳です。「水分を吸着するのに発熱するなんて、そんな馬鹿な」と思ってしまいそうですが、同じ原理を使った有名なものでは、例えばユニクロのヒートテックがあります。汗を吸着して発熱しますよね。

こちらがゼオライトです。

ガゲナウで採用されているのは天然ではなく、人工ゼオライトです。人工ゼオライトの方が規則正しい化学構造をもつため、天然ゼオライトよりも高性能でありますし、低コストでゼオライトテクノロジーを採用することが出来ます。

ゼオライトの発熱反応を体験してみました!

ガゲナウショールームで、このゼオライトの発熱反応を実際に体験させて頂きました。小さじ1杯程度のゼオライトを耐熱カップに入れます。そしてそこへ水を垂らすと・・・

「ジュワッ」と大きな音を立てて、あっというまに湯気が立ち水は蒸発してしまいました。(スイマセン、画像ではあまり分かりませんよね。)

発熱反応後のゼオライトは少し崩れたようになっていますが、化学構造は変わらないのでまた水を入れれば発熱反応が何度でも起こせます。つまり、メンテナンスフリーで半永久的に使えるわけです。

カップを触らせてもらうと、ほんのり暖かい・・・などというレベルではなく、しっかりと熱くなっていて驚きました。

たった小さじ1杯ほどの量なのに、このパワー。ガゲナウの新しい食洗機には、このゼオライトがなんと2キログラムも入っているのです。その威力は凄まじいものになるのではないかと容易に想像出来ますね。

ゼオライトが入るのは庫内の底のさらに下のスペース。外からは見えませんが、2キログラムのゼオライトが入ったコンテナがセットされています。

庫内の底部分の右奥には煙突のようなものがあり、ゼオライトコンテナに直結していますが、これは職人さんが調整したりするためのもので、ユーザーが普段この部分を触る機会はありません。

ゼオライトは、前述のとおりメンテナンスフリーで半永久的に使えるので、定期的に交換したり、掃除したりする手間は必要がないのです。すばらしいですね!

ゼオライトで発熱する仕組み

肝心の仕組みについてですが、食洗機を運転すると、庫内には水蒸気が発生します。その水蒸気がゼオライトコンテナへ届き、ゼオライトが発熱反応を起こします。そして発熱反応によって生じた温風が庫内側面に2つある通気口から庫内へ送られます。

送られる温風によって庫内の温度も上がり、余熱乾燥が促進されて、なおかつ乾いた空気が送られるので余熱乾燥では乾燥しにくい食器(プラスチックなど)も十分に乾かされる仕組みです。

余熱乾燥のみの場合だと、庫内の食器量が少ない場合には十分に庫内温度が上がらず、結果乾燥が甘い仕上がりになってしまったなんてことも。そんな余熱乾燥の弱点もゼオライトテクノロジーによって見事にカバーすることに成功しました。

実際の乾燥仕上がりの印象としては、今までは細かいパーツ部分の水滴が残ってしまっていたカトラリートレイや食洗機扉の内側の部分なども、すっきりと乾くようになっています。

百聞は一見に如かず。ご自身の目で乾燥力の違いを確かめたい方はぜひショールームに足を運んで見てくださいね。その場合は、予約時に「洗い上がりを確かめたい」と伝えておけばショールームスタッフがあらかじめ運転をしておいて、訪問時にはちょうど洗い上がった頃になるようにセッティングをしてくれます。

食洗機の乾燥力に対するガゲナウのスタンスと技術力

日本の食生活では、食洗機にしっかりとした乾燥力が求められるなか、海外製食洗機の余熱乾燥だけではどうしても満足いく仕上がりにならないというジレンマがありました。

 

近年では他メーカーの海外食洗機でも電気を使ったヒーター温風を送り込むシステムなども登場し、ガゲナウとしてもなんとか乾燥力アップの方法はないかを模索していたとのことです。

しかし、ガゲナウのドイツ本社の考えとしてエコが最優先事項であり、電気を使ってまで乾燥力を求める必要はない、というスタンスは崩しませんでした。結果的に電気の力を使わずして十分な乾燥力を実現したのは、ガゲナウの技術力のなすところだと思います。

ゼオライトテクノロジーによる嬉しい副次的効果

ゼオライトの採用によって乾燥力がアップしましたが、実はいろんな副次効果があることが分かりました。詳細のメカニズムは割愛させて頂きますが、ゼオライトが乾燥を増強するメカニズムの中でランニングコストの節約および洗浄期間の短縮という副次効果がありました。

「乾燥力」「運転コストの節約」「時短」全てを達成したガゲナウの食洗機は、このゼオライトテクノロジーによって、ドイツの省エネ基準の最高峰である「A+++」を獲得しています。

また、電気回路を使っていないので、故障の心配がないというのもユーザーにとっては安心ですよね。

以上、ガゲナウのゼオライトテクノロジーの仕組みと効果についてご説明しました。

今回のマイナーチェンジにより、食洗機の本体価格は60cm・45cmともそれぞれ2万円(税別)の増額アップとなっていますが、乾燥力が格段に上がり、メンテナンスフリーで半永久的に使えることを考えると、増額分以上の価値は十分にあると思います。

首都圏限定ですが、機器だけの販売も行っております。見積依頼はコチラからどうぞ!

 
 
 

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