キッチンキャビネットにビルトインできる高級冷蔵庫の選び方

せっかくデザインしたキッチンに冷蔵庫の存在を出したくない場合には、冷蔵庫を見えない場所に置くか、キッチンキャビネットにビルトインするしか方法はありません。

この場合のビルトインとは、単に隙間の無いスペースの中に冷蔵庫を設置するのではなく、冷蔵庫の扉をキッチンと同じ扉を使い、扉を閉じれば、それこそどこに冷蔵庫があるか分からなくなる状態を言います。(下の写真で言えば、冷蔵庫の右側のキャビネットも冷蔵庫です)

ビルトインするキャビネット(冷蔵庫を納める箱の部分)や冷蔵庫用の扉の製作が必要になりますので、一般的にはオーダーキッチンメーカーとの協力体制のもとで実現します。

キッチンと同じ扉を付けてビルトイン出来る高級冷蔵庫メーカー

日本ではこのようなビルトイン対応(キッチンと同じ扉を付けられる)冷蔵庫を販売しているメーカーは多くはなく、以下のドイツメーカー3社の中からの選択となります。

■アーエーゲー社(ドイツ)のビルトイン高級冷蔵庫

AEG_SCS91800C0_00

品番:SCS91800C0
カラー:ビルトイン専用
価格:定価398,000円(税抜)
庫内容量:275L(冷蔵室205L 冷凍室70L)
外形寸法:556×549×1769mm(ハンドル除く)
重量:65kg
自動製氷器:無し
ウォーターディスペンサー:無し
消費電力量:208kWh/年
霜取方法:冷凍室:手動霜取り式
※アーエーゲーの商品ページはコチラから

 

■ガゲナウ社(ドイツ)のビルトイン高級冷蔵庫

gaggenau_RB 472 701_00

品番:RB 472 701
カラー:ビルトイン専用
価格:オープン価格(150万円以上)
庫内容量:460L(冷蔵室322L 冷凍室138L)
外形寸法:756×608×2160mm(ハンドル除く)
重量:202.0kg
自動製氷器:有り(水道直結式)
ウォーターディスペンサー:無し
消費電力量:538kWh/年
※ガゲナウの公式サイトはコチラから

 

■リープヘル社(ドイツ)のビルトイン高級冷蔵庫

品番:SICBN 3356
カラー:ビルトイン※扉材は別途必要
価格:定価598,000円(税抜)
庫内容量:279L(冷蔵室198L 冷凍室81L)
外形寸法:559×544×1770mm
重量:84.6kg
自動製氷器:無し
ウォーターディスペンサー:無し
消費電力量:238kWh/年
※リープヘルの商品ページはコチラから

品番:SICBN 3366
カラー:ビルトイン※扉材は別途必要
価格:定価648,000円(税抜)
庫内容量:279L(冷蔵室198L 冷凍室81L)
外形寸法:559×544×1770mm
重量:85.3kg
自動製氷器:有り(水道直結式)
ウォーターディスペンサー:無し
消費電力量:234kWh/年
※リープヘルの商品ページはコチラから

品番:SIGN 3576 冷凍庫
カラー:ビルトイン※扉材は別途必要
価格:定価498,000円(税抜)
庫内容量:248L(冷蔵室0L 冷凍室248L)
外形寸法:559×544×1770mm
重量:84.2kg
自動製氷器:有り(水道直結式)
ウォーターディスペンサー:無し
消費電力量:241kWh/年
※リープヘルの商品ページはコチラから

品番:SIKB 3550 冷蔵庫
カラー:ビルトイン※扉材は別途必要
価格:定価498,000円(税抜)
庫内容量:344L(冷蔵室344L 冷凍室0L)
外形寸法:559×544×1770mm
重量:74.0kg
自動製氷器:無し
ウォーターディスペンサー:無し
消費電力量:134kWh/年
※リープヘルの商品ページはコチラから

品番:SBS 7014(SIGN3576+SIKB3550)
カラー:ビルトイン※扉材は別途必要
価格:定価996,000円(税抜)
庫内容量:592L(冷蔵室344L 冷凍室248L)
外形寸法:1120×544×1770mm
重量:158.2kg
自動製氷器:有り(水道直結式)
ウォーターディスペンサー:無し
消費電力量:375kWh/年
※リープヘルの商品ページはコチラから

 

リープヘルはたくさんの機種があるように見えますが、実質2機種と考えても大丈夫です。1番目のSICBN3356と3366は自動製氷器が付いているかいないかの違い(価格差は5万円)で、その他は同じ機種ですし、3番目と4番目はそれぞれオール冷蔵庫とオール冷凍庫なので単独で使用されるのではなく、並列される場合がほとんどです。それが5番目のSBS7014となります。

つまり、279LのSICBN3356(3366)と592LのSBS7014の2機種という事です。

ビルトイン出来る高級冷蔵庫の選び方

上記の通り、選択肢はアーエーゲー1機種、ガゲナウ1機種、リープヘル2機種の4機種しかありません。厳密にいえば、ガゲナウは国内在庫品に限定しなければ、さらに幅広い機種がありますが、あまりにも高価格になってしまうため本記事では取り扱いません。

さて、合計4機種での比較になりますが、今回の場合、キッチンのドア材を取り付けるためデザインの違いはありませんが、何を判断基準として選べばよいのでしょうか?

それぞれの特徴をまとめてみました

 

アーエーゲー 275Lで40万円(幅56cm)、550Lで80万円(幅112cm) 手動霜取り
リープヘル 279Lで60万円(幅56cm)、592Lで100万円(幅112cm) 納期4ヶ月
ガゲナウ 460L 実勢価格で150万円以上(幅75cm)

 

まずはガゲナウの冷蔵庫の取捨選択ですが、幅75cmで460L、製氷器もついておりますし、品質・機能もガゲナウであれば間違いはありません。しかし、何といっても価格が高い・・・。輸送費や搬入設置費、ドア材や取っ手等を入れると実勢価格(定価ではなく)約200万円となり、なかなか手が届きません。

そうするとアーエーゲーとリープヘルの比較になります。まずは容量・サイズと価格を比較してみましょう。

冷蔵庫1本の場合、容量・サイズはほとんど同じ(275Lと279L)になりますが、定価ベースでの価格比較では、リープヘルの方が約20万円高くなります。(製氷器無しモデルで比較)

冷蔵庫2本並列の場合、サイズはほとんど同じですが、容量はリープヘルの方が42L多くなり(550Lと592L)ます。容量が42Lも多くなっているにも関わらず、価格差は先程と同じく約20万円ですので、2本並列の場合はリープヘルが割安感が出てくるという事です。(リープヘルは冷蔵庫と冷凍庫が左右に分かれます)

あと、大きな違いとしてあるのは、アーエーゲーは冷凍庫の霜取りが手動である事、リープヘルは納期が4ヶ月と長くなるという事です。(それぞれの機種のデメリットと言えます。)

まとめると、以下のようになります。
アーエーゲー:納期に余裕が無い人、手動での霜取りにも対応できる人、庫内容量にはこだわらない人
リープヘル:4ヶ月待つ事が出来る人、手動での霜取りは避けたい人、多くの庫内容量を求める人

どちらにしても、ビルトイン出来る高級冷蔵庫の実現にはオーダーキッチンメーカーの協力が必須ですので、これらの知識を持って、一度、相談される事をお勧めいたします。

 


首都圏限定ですが、機器だけの販売も行っております。
見積依頼はコチラからどうぞ!

 
 
 

関連記事

  1. ステンレス扉やサイドバイサイドがおしゃれな海外の冷蔵庫をまとめてみまし…

  2. 海外製・輸入製のようなデザイン冷蔵庫は国内には無いのか?

  3. ミーレ冷蔵庫(KFN 12823 SD)が販売終了しました。

  4. 国内で販売している海外製の輸入冷蔵庫を一覧にしました。(アメリカ、ヨー…

  5. 【決定版】海外製・外国製の輸入冷蔵庫の選び方ガイド(全体把握編)

  6. 海外の冷蔵庫をおしゃれにビルトインした事例紹介

  7. アメリカ製の冷蔵庫を購入する前に必ずチェックしておきたい5つの準備

  8. アイスディスペンサーが内蔵されたアメリカ製冷蔵庫の選び方

過去の記事

最近の記事

施工例(ユーロキッチンズ)

おすすめ記事