【74】ペニンシュラキッチン エレガントモダン扉(白)

新築の注文住宅に納品させて頂いたエレガントモダンなオーダーキッチンをご紹介します。

エレガントな框デザインとクォーツカウンターにこだわりを持つお施主様でしたが、建築会社より紹介されたオーダーキッチンメーカーでは予算に合わず、弊社にお声掛け頂きました。

ダイニングの照明には、最近、ユーロキッチンズの施工例で立て続けに3件も採用されているトーヨーキッチンのクランカーが取り付けられています。

ちょうど、クラシックとモダンがバランスよくデザインされているところが、ユーロキッチンズのデザインコンセプトと合うのでしょうか?(たまたま?)10万円近くする高価なシャンデリア照明ですが、今後も人気が続いていく事でしょう。

レイアウトは、ホワイト基調のエレガントモダンなペニンシュラキッチンと背面カップボードの組み合わせで、全体的に明るく優しいイメージになっています。

色使いもレイアウトも奇をてらったものではなく、まさに王道といった感じですが、国産のシステムキッチンとは全く別物で、リビング・ダイニングをぐっとおしゃれな雰囲気にしています。

レンジフードの右側はユーティリティースペース兼用の通路があり、奥のパントリースペースにつながっています。パントリーには普段使わない食器や食材だけではなく、調理家電なども保管されています。

冷蔵庫も少しずらして設置されているので、正面から見ても目立ちません。とても考えられた間取りですね!

ペニンシュラキッチンは長さ270cmとゆったりとしたサイズでコンロとシンク、食洗機が組み込まれていても余裕があります。食洗機はパナソニックの深型タイプ(NP-45MD7W)にキッチンと同じ扉材を取り付けました。

また、シンクキャビネットの1段目のフィックス(固定)パネルにはタオルバーとして使うために長さ65cmのステンレスバーを取り付けています。

天板の奥行きは90cmです。100cmまで広げるかどうか迷われていましたが、ダイニングとのバランスもあり90cmに留めましたが、ワークスペースは十分取れています。

ダイニング側には薄めの開き戸キャビネットを並べました。収納できる事はもちろんですが、ダイニング側からみてデザイン的にも良くなります。

可動棚で高さを自由に変えることができます。

背面のカップボードも長さ270cmで奥行きは45cmです。真ん中にカウンターがあり、上下が分かれているレイアウトになります。

吊戸棚の上部にはクラウンモールディングが取り付けられています。

3段引き出しとゴミ箱用のオープンボックスが組み合わせられています。天板の素材は汚れや水に強くコストパフォーマンスが高いポストフォームです。電子レンジなどの日頃よく使用する調理家電を置いたり、冷蔵庫から出した食材の仮置き場所として活用できます。

背面に5段貼られたサブウェイタイルはちょうど良いバランスですね。

扉は彫が入ったモダンなエレガントデザイン、色は少し明度を落としたホワイト(DN-93)の5分つやで塗装しました。ツマミはベース部分がシルバーのクリスタルツマミです。

引き出しには同じくシルバーのハンドルをお選びいただきました。

通路幅もゆったり100cm以上あります。白い框扉と大理石調の白いタイルとの相性はピッタリです。

シンクは残念ながら、現在は入手できなくなったCOMOのカラーステンレスシンク、水栓は三菱クリンスイの浄水器水栓F914ZC(グローエモデル)です。

奥様こだわりのクォーツ天板はサイルストーンのステラブランコです。弊社の施工例で使用されていたのをご覧になって、大変気に入って頂いたとの事でした。写真では分かりにくいのですが、キラキラとガラスが光っています。

レンジフードはアリエッタのバルケッタのホワイト、ガスコンロはプロパンガス業者様からの支給品となります。フード下までホワイトのサブウェイタイルが貼られています。派手さはありませんが、良い雰囲気が出ています。

コンロ下には、幅75cmの1段引き出しキャビネットをレイアウトしました。元々付いている区切りバーとホームセンターで購入していただいた収納用品で背の高い調味料とフライパン、鍋を効率よく収納できます。コンロ脇には小さな調味料を入れるスペースがあります。

引き出し内部には100均やホームセンターで購入したアクリルケースを組み合わせて、お施主様の使いやすいように収納してもらっています。(包丁差しは弊社にてご用意します)

洗面台もキッチンと同じ扉とサイルストーンで製作しました。キッチンと同じクリスタルツマミを取り付けましたが、ベースの色は水栓と合わせてゴールドにしました。

 
 
 

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