2023年01月17日 最新情報に更新しました
高級オーダーキッチン割安価格のユーロキッチンズです。(100件以上のオーダーキッチン施工例はコチラから!)
施工例を見ていただくとおわかりの通り、ユーロキッチンズの施工物件のほぼ9割を占めるのはクォーツストーンとセラミックトップのキッチンカウンターです。
以前は、高級カウンター素材として、なかなか採用しづらかったものの、近年は普及が進み手の届きやすい価格となってきていますし、タカラスタンダードやリクシルなどの国内システムキッチンメーカーでも取り扱いされることで知名度も上がっており、私が何も説明しなくても、『キッチン天板にはクォーツストーン・セラミックトップを使いたい!』とご要望をいただく事が増えてきました。
その影響からか、キッチン検討段階でクォーツストーン・セラミックトップを取り扱えるかどうかをベースにキッチンメーカーを探された結果、ユーロキッチンズを見つけてくださる方も少なくありません。
本記事では、弊社がよくご提案しているクォーツストーン天板ブランドを厳選してみましたので、クォーツストーンを検討されている方は、ぜひ参考にしていただきたいと思います。なお、セラミックトップはデクトン1社です。(他に数ブランドありますが、今のところ弊社からご提案はしておりません。)
クォーツストーン天板ブランド
サイルストーン(Silestone)
フィオレストーン(fiore-stone)
シーザーストーン(Caesarstone)
クォーツストーンをお勧めする3つの理由
また、クォーツストーン天板の魅力について、ユーロキッチンズがクォーツストーンをお勧めする3つの理由と題してまとめてみましたので、ぜひご覧になってください。
1.天然石のような高級感・質感でありながら、扱いやすさに優れている
近年、オープンキッチンが主流となり、キッチンはインテリアの一部として重要なポイントを占めるようになりました。そのため、キッチンの雰囲気や高級感を大きく左右するキッチン天板に一般的に使用されているステンレスや人工大理石ではなく、大理石や御影石などの天然石の採用を希望される方が増えてきました。
しかし、天然石は加工性も悪く、その重量ゆえ搬入も困難です。また、特に天然大理石は割れやすいため、取り扱いにも注意を要しますし、耐熱性・清掃性もよくありません。その多孔質による水や汚れの浸入も懸念されます。
一方、クォーツエンジニアリングストーンは砕いたクォーツ(水晶)に人工の素材を混ぜたり加工することで、天然石の高級感や質感を損なわずに、天然石の欠点をカバーすることができます。
クォーツの含まれる割合は各メーカーによって異なりますが、おおよそ92%~94%と高い割合ですので、クォーツの持つ手触りや質感をそのまま残しながら、そこに樹脂が加わることで、キッチンカウンターとしての機能性(耐久性や清掃性)を向上させることが可能になったのです。
機能面での特徴
・樹脂で固めることで表面の空孔をなくし、汚れの染み込みを防ぎます。(収水率0.02%以下を実現。御影石は0.15%、大理石は0.09%です。)
・ほぼ水晶から出来ているため、モース硬度7と他の素材と比べ、高い硬度になっています。※天然御影石はモース硬度6、天然大理石はモース硬度3
・天然石よりも自由な加工が可能です。特に原板のサイズが長さ3メートルもあり、大きめのカウンターでも一枚もので製作できます。
・普段のお手入れは水拭きや、台所用中性洗剤を布につけて拭くだけで大丈夫です。ひどい汚れも、クリームクレンザーを使えば落ちるため、清掃性に優れています。
このように、天然石の質感と人工大理石の機能性の両方のメリットを兼ね備えている点が大きな魅力のひとつかと思います。(いいとこ取りですね!)
2.割安感のある価格が提示できる
序文でご説明させていただいた通り、クォーツストーン天板の普及に伴い、流通価格は下降傾向にあります。とは言っても、まだまだ高級素材であることには変わらず、システムキッチンメーカーの中でも高額なオプション扱いになることがほとんどです。(オーダーキッチンや輸入キッチンブランドでは一般的にはなってきましたが)
しかし、ユーロキッチンズの場合、加工工場との直接取引等の施策もあり、他キッチンメーカーと比較して、割安な価格でクォーツ天板をご提案できます。(もちろん、クォーツもいろんなグレードがありますので、一概には言えませんが)
ユーロキッチンズのお客様がクォーツを選ばれるのは、やはり、お買い得感のある価格&コストパフォーマンスの高さに魅力を感じていただいたから、という事が大きな理由だと思います。(いくら高級感があって機能性が高くても、割高であれば9割もの人から選ばれません。)
3.色や柄など、いろんなデザインから選ぶことができる
キッチンカウンターの素材のうち、人工大理石やメラミンはデザインが豊富にあるかと思いますが、クォーツストーン天板もその点では、引けを取らないようになっています。石目調はもちろん、大理石柄を取り揃えるクォーツブランドもありますし、最近ではコンクリート調のマットで武骨なイメージの石種も増えてきました。
クォーツストーンのデメリット
このように機能性に優れたクォーツストーンですが、現実に検討を進めるにあたり、いくつかのデメリットがあるようです。
1.価格が高い
いくら割安感のある価格をご提示できると言っても、ステンレスカウンターや人工大理石と比較すれば、どうしても高くなってしまいます。
2.L型キッチンの場合、継ぎ目が出来てしまう
人工大理石はL型キッチンの場合でも現場で磨くことで継ぎ目なしにすることが可能ですが、クォーツストーンはコーナー部分に継ぎ目が出来てしまいます。
3、ステンレスシンクとシームレス接合ができない
ステンレスや人工大理石カウンターの場合、シンクとシームレス接合する事が可能ですが、クォーツストーンはステンレスシンクとはシームレス接合ができません。(人工大理石シンクの場合、一部のブランドではクォーツストーンカウンターとシームレス接合が可能です。)
4、硬いので食器の取り扱いには注意が必要