クォーツストーンカウンターのブランドといえば、サイルストーンやシーザーストーン等の海外ブランドの印象が強いかもしれませんが、実は、国内ブランドのクォーツエンジニアリングストーンもあります。
今回ご紹介するのは、国内メーカー「アイカ工業」がオリジナルエンジニアドストーンの最高級ブランドとして手がけている「フィオレストーン」シリーズです。
国産システムキッチンメーカー大手のタカラスタンダード社の最高級グレードであるレミューでも採用されているので、ご存知の方も多いと思います。
アイカ工業とは、1936年創業の歴史のある企業で、素材・デザイン・そして技術を創造する化学メーカーとして、今尚成長し続けています。建築業関係に携わっている人であれば、誰しもが知っている超有名な会社です。
建材分野でもハイセンスで機能的な製品作りを得意とし、カウンター建材として、加工性やメンテナンス・清掃性に優れたポストフォームなどは長く建築場面で採用されてきました。
そのアイカ工業が満を持して開発したクォーツストーンの「フィオレストーン」は、なんとあの「オキテ」と同じくグリーンガード認証・NSF認証、どちらも取得しております。まさに「フィオレ」(イタリア語で”最高”を意味する言葉)の名に違わない品質を実現しています。
今回は、アイカ工業の東京ショールームにお邪魔して、フィオレストーンを見てまいりました。最寄り駅は「新宿駅」。南口より徒歩10分。NSビルの22階に入っています。
階層により直結するエレベーターがいくつかに分かれているので、21~29階に停るエレベーターに乗ります。エレベーターホールを出て、右廊下端にあるのがアイカショールームです。
入口右側にあるカウンターで受付をすると、ショールーム内を自由に見て回ることが出来ます。
エントランスホールにはショールーム内の見取り図もあるので、お目当ての商品の位置もすぐに分かります。フィオレストーンは06番の「カウンターコーナー」にあります。
こちらカウンターコーナーの一番右下の段がフィオレストーンシリーズです。30センチ角ほどの大きなカットサンプルで確認することが出来ます。
それでは それぞれ石種を紹介していきます。
・マーブライズコレクション(新柄)
2016年3月に新しく発売された新柄になります。名前の通り、大理石の模様をイメージした柄になっており、お客様の要望に対応したものだと思われます。白、ブラウン、黒の3色のラインナップが用意されています。
MB01ホワイトプラネット
MB02シークレイ
MB03ミスティブラック
・ジュエルコレクション
キラキラと光る粒がジュエリーのような特別感を演出し、とても人気があるコレクションです。
JW02ジュエルシルバー
JW01ジュエルブラック
・グラニュールコレクション
小さめの石目柄シリーズです。少しだけキラキラが入っています。
GR02ノーザンアイス
・グラッシィコレクション
大きめの石目柄シリーズです。
GL01サンドグラス
GL02エイプリルシャワー
GL03ブランソルベ
・グレインコレクション
石目が大きくなり、御影石のような雰囲気になります。
GN01メイプルシュガー
GN02ナイトドリーム
GN03レディッシュブラウン
GN04クランベリーソルト
GN05オリーブロッシュ
GN06カシューブラウン
・サンディコレクション
こちら砂目調のシリーズです。
SD04サンディヘイズ
SD05トリュフ
SD06オートミールテイスト
SD07ローズティー
それでは、実際にキッチンカウンターとして使われているフィオレストーンを紹介いたします。
まずは、アイカ工業東京ショールームです。こちらはグレインコレクションのオリーブブロッシュが使われています。
こちらはグレインコレクションのカシューブラウンです。
代官山のクッチーナには、グラニュールコレクションのノーザンアイスが採用されています。
タカラスタンダードの新宿店では人気種のジュエルブラックを見ることが出来ます。
タカラスタンダード港北店には、グレインコレクションのクランベリーソルトのキッチンが展示されています。
上野毛のキッチンハウスでも、ジュエルブラックのキッチンが展示されています。
同じくキッチンハウスには、グレインコレクションのメイプルシュガーも見ることが出来ます。白い鏡面の框扉との相性もバッチリで、とても可愛らしくまとまっていますね。