近年どんどんと人気が出てきているクォーツストーンですが、その中でも特に人気のある「柄」というのが存在します。
ひとつは砕かれたガラスなどが混ぜ込まれ、キラキラと輝きを放つ「ジュエル系」。そして、もうひとつが「大理石柄」いわゆるマーブル柄と言われるものです。
大理石といえば、あの美しいマーブル模様は古くから人々を魅了し、彫刻や重要な建築物などにも使われてきました。数ある天然石の中でも「高級感・重厚感」を兼ね備えた憧れの存在ですね。
これまでも、やはり大理石のような美しさと、実現的な価格の両方を求めて「人工大理石」なども造られていましたが、使われる主成分は「樹脂」なので、どうしても無機質になってしまい、天然大理石のような高級感や風合いを表現しきれないのが課題でした。
対して、クォーツストーンはそもそも価格を抑えながらも天然石のような美しさを最大限再現すべく生み出されたエンジニアドストーンです。そのクォーツストーンでとうとう憧れの「大理石柄」を表現することに成功したのが、以前記事でも紹介したOKITEです。
以降、サイルストーンに、シーザーストーンに・・と、主要ブランドからも続々と大理石柄のクォーツストーンが登場してきました。
そしていよいよ、アイカ工業の人気クォーツストーン、「フィオレストーン」にも大理石柄が新しく加わりましたので、ご紹介いたします。(まだ施工例はありませんので、イメージは掴みにくいとは思いますが参考になればと思います。)
フィオレストーンの大理石柄「マーブライズコレクション」は、3色展開となっております。
【MB01 ホワイトプラネット】
白をベースとした大理石柄です。大理石らしさを感じられやすい王道的な配色ですね。キャビネットなどとの色合わせも、幅広く対応出来そうです。
アイカ東京ショールームにあるホワイトプラネットのテーブルです。2方向から写真を撮りましたが、照明の光のあたり具合で見え方が違っていますね。
【MB02 シークレイ】
ブラウンを基調としています。マーブル模様を主張させすぎず、シックにまとまったキッチンに仕上がりそうです。
【MB03 ミスティブラック】
黒をベースとしています。白と並んで、大理石らしい配色ですね。引き締まった黒に鮮やかな白のマーブル模様が、高級感や特別感を演出してくれそうです。
以上、新しくフィオレストーンに仲間入りした大理石柄シリーズをご紹介しました。
今後もさらに新色が登場していくのが楽しみですね。