追記 ※2017年4月にゼオライトテクノロジーが搭載された新モデルが発売されていますので、最新価格は以下の記事をご覧になってください。
2015年12月にガゲナウの食洗機がモデルチェンジとなり、新モデルが販売されました。本記事では、新しいモデルが旧モデルと何が変わったのか?をご紹介したいと思います。(今更感もありますが)
まずは、新旧それぞれの型番と定価を比較してみます。
※価格表示は全て税抜き価格
【60cmタイプ】
旧モデル:DI 260 411 定価395,000円→新モデル:DI 250 460 定価468,000円
【45cmタイプ】
旧モデル:DI 260 410 定価298,000円→新モデル:DI 250 440 定価328,000円
60cm、45cmともに約3万円~7万円アップと結構な値上がりとなったわけですが、一体、どんなところが変わったのでしょうか??皆さんが気になるであろう機能の違いを中心にご紹介いたします!
1.追加機能「エクストラドライ」
この機能、「待っていました!!」いう方も多いのでは?
海外製の食洗機で、どうしても心もとないのが「乾燥力」。こればっかりは、日本製の食洗機が熱風で乾かすのに対し、洗浄液の熱を利用した余熱乾燥の海外製食洗機にとってはどうしても分が悪いのです。
その弱点を克服すべく、ミーレの食洗機では「オープンドア機能」などが登場した訳ですが、とうとうガゲナウも本領発揮です。「エクストラドライ」機能をオンにすると、選択したプログラムの標準洗浄温度からさらにプラス5度、洗浄温度を高くしてくれます。
洗浄温度が高くなれば、それだけ余熱乾燥が進むので、結果高い乾燥力が得られます。「輸入食洗機は乾燥力がイマイチだからな~」(決してそんなこともありませんが)とガゲナウの食洗機を候補から外していた方にとっても朗報ですね!
2.「ライティングシステム」採用
難しい言葉で書かれていますが、要は「庫内に明かりがついた」ということです。
大したことのないように思われますが、夜、家族が寝静まったころに「さてさて、食洗機に夜中働いてもらいますか~」とおもむろに食器のセットを始める主婦にとっては嬉しい機能です。(キッチンの明かりを煌々とつけなくても大丈夫ですから。)LEDライトも、庫内前面の上部についているので きちんと手元を照らしてくれるところもさすがの気の効かせようですね。
3.「スムースレール」採用
これも言葉だけだとピンと来ませんが、つまりバスケットの引き出し方が変わりました。
旧モデルでは、下段バスケットには小さい車輪が付いていて、コロコロと引き出すわけでしたが、これが時々、脱線しそうになったり、引き出すにも、それなりの力が必要でした。
新モデルでは、スライドレールが採用されているので、バスケットの引き出しがとてもなめらかになりました。これで重い食器がたくさん入っていても、スムーズに出し入れが出来ます。
また、めいっぱい奥の方まで引き出す事が可能になったので、スペースが無駄なく使えますね。
※なお、この「スムースレール」ですが、カタログでは60cm・45cmの両方とも全てのバスケットに対して採用、と記載されていますが、ガゲナウさんに問い合わせをしたところ、「45センチは下段のみスムースレールです」とのお話でした。きちんと確認をされたい場合は、ぜひ実機で確かめられることをオススメします。
4.追加機能「ハーフロード」
こちらは60cmタイプのDI 250 460のみに追加された機能です。
「食洗機で洗いたいけど、それほど食器も多くないし、ちょっと勿体無いかな・・・」なんて時ありませんか?そんなシチュエーションにピッタリなのが「ハーフロード」機能。
少ない食器量に合わせて、水量も、電力使用量も、さらに所要時間も抑えてくれるという嬉しい機能です。洗剤の量も通常よりも少なくて良いので、大助かりですね。そんなに沢山の食器を使わない事が多い日本の食生活では、もってこいの機能かもしれません。
以上、4点が大きな旧モデルと新モデルの違いとなります。
まとめると、
■乾燥力を高める機能が追加
■バスケット引き出しがよりスムーズに
■明るいLEDライトで、普段はもちろん、夜の作業も安心
■少なめの食器でも、無駄のない洗浄が可
となります。
もちろん、他にも細かい部分で変わったところがありますが、一部ご紹介すべき点としては、
・60cmタイプのディスプレイ部分がより綺麗な液晶になった。
・45センチタイプの「洗い分け」機能が無くなった。
せっかくの機能が?とも思いましたが、ガゲナウさんのお話では「もともとガゲナウの食洗機は汚れの酷いものも、軽いものも、全て綺麗に洗い上げる力を持っているので、困りませんよ」との事でした。
以上、ガゲナウ食洗機のモデルチェンジにおいての新旧の違いについてご紹介いたしました。