アリアフィーナとアリエッタの違いは?おしゃれなレンジフードの選び方

オーダーキッチンのデザインにおいて、レンジフードの選択は意外に大きなポイントになります。一昔前とは違い、今はアイランドキッチン等のオープンなキッチンが主流ですので、レンジフードはダイニング・リビングから見ても、とても目立つ存在です。

国産メーカーのレンジフードの中でも、そのでおしゃれなデザインで多くのオーダーキッチンメーカーからも選ばれているのは、アリアフィーナ、そして、その妹的ブランドのアリエッタです。(共にレンジフード専業メーカー富士工業のプレミアムブランドです。)

アリアフィーナ公式サイト 製品紹介

実際にユーロキッチンズでも、アリアフィーナ、アリエッタを採用する機会が多いのですが、お客様より、『アリアフィーナとアリエッタの違いは何か?』『どちらを選ぶべきか?』と聞かれる事が多いので、本記事で紹介したいと思います。

本来であれば、ショールームで両機種を触りながら、比較できれば良いのですが、残念ながら、富士工業の新宿ショールームには、アリアフィーナ(5機種)の展示しかありません。( innoinno「クーキレイ」「換気ライト」の展示がメイン)

富士工業ショールーム 新宿OZONE6階

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【アリエッタとはどんなブランドなの?】

アリエッタとは、アリアフィーナの外観デザインコンセプトや排気能力をそのままに、機種ラインナップや機能を絞り込んだり、一部ディティールを簡素化する事でコストパフォーマンスを発揮した低価格ブランドです。

機種にもよりますが、定価ベースで10万円以上、実勢価格でも7万円以上と、かなり大きな金額差がありますので、以下の記事を読んでいただいて、その違いが差額ほどの価値があるのか?を検討していただければと思います。

 

【違い(1)デザインと色の種類】

まずは一番大事なところから。アリアフィーナは数多くのデザインと色から選べるの対して、アリエッタはデザインは各形状ごとに1種類ずつ、色は3種類(ステンレス、シルバー、ホワイト)からしか選べません。

壁付けタイプのベッタ(BETL-901)色:ホワイト
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横壁付けタイプのバルケッタ(SBARL-901)色:ステンレス
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天井付けタイプのセンターバルケッタ(CBARL-952)色:ホワイト
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アリアフィーナの方がバリエーションが多いのはもちろんですが、同じようなデザインとしても、アリアフィーナの方が、よりシャープな印象です。

アリアフィーナ フェデリカ(FEDL-952)色:ステンレス
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以上のデザインや色で満足できない場合は、この時点でアリアフィーナを選ぶ事になります。一番大切なことですので、最初に検討したい項目ですね。

【違い(2)リモコン対応】

【違い(3)電動密閉式シャッター(別売)への対応】

【違い(4)市販ダンパー連動(別売)への対応】

【違い(5)加熱機器連動への対応】

上記(2)から(5)については、便利ではありますが、無くても良さそうな感じもします。ユーロキッチンズでは、話題にのぼる事すらありません(笑)

【違い(6)スイッチのデザイン】

操作部のスイッチが、アリアフィーナはソフトタッチスイッチ、アリエッタはは凹凸がついた押しボタン式となります。見た目や使いやすさはソフトスイッチの方が良さそうですが、言われなければ分からないような気もします。

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この画像は、アリアフィーナのソフトスイッチです。

【違い(7)3分間タイマーの有無】

タイマーボタンを押すと約3分間運転を続け、その後自動的に運転を停止。調理直後に気になる煙やにおいを排気します。この機能はあると便利ですね。

【違い(8)フィルター方式の違い】

最後は、フィルター方式の違いです。デザイン以外では、最大の判断材料になると思います。レンジフードの宿命として、デザイン以上に重視されるポイントであるメンテナンス容易性、つまり、掃除のしやすさは、お客様が最も気にされているポイントです。

アリエッタがアクアスリットフィルタを2枚使用する方式で、アリアフィーナはフィルターレス方式と、大きな違いがあります。

アクアスリットフィルタとは?

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アリアフィーナでは、フィルターを使わずにケーシングの内側で油を捕集。面倒なフィルター清掃の必要がなく、目詰まりによる吸引力の低下もありません。ファンの遠心力を利用した油の分離回収機能によりフィルターレスを実現しています。

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正直、デザインの違い以外に10万円の価値があるとは思えませんが、このフィルターレスについては、掃除のしやすさに直結する機能であり、悩ましいところだな~と思いながら、お客様に説明をしておりました。

 

今までは・・・・

 

実は、この記事の本題はこれからになります。(長ったらしくてスイマセン!)

これまでは、上記のようにデザインとフィルターレスを大きな判断材料として、お客様に説明をしておりましたが、最近、一般の方が記載したあるブログ記事を読みまして、もしかしたら、これまでの説明は不十分ではないかと感じたのです。

さっそく、そのブログを紹介させてください。

イエツクリ

ステンレスの換気扇という題名で、やはり、アリエッタとアリアフィーナの違いについて、考察していただいておりますが、注目すべきは、記事中段以降の『アリエッタの掃除について』という項目以降です。

筆者さんの思考プロセスと意見をまとめてみると、

『そもそも、フィルターレスって本当に大丈夫なの?掃除しなくても良いの?』
『いろいろ、調べてみると、フィルターレスでも結構、掃除が大変みたいだね。』
『アリエッタでも工夫すれば、十分掃除しやすいよ。だったら差額出す必要ないよね。』

と言う事だと思います。(ちょっと強引ですが(笑))

なお、『アリアフィーナ フィルター 清掃』などと検索してみると、フィルター掃除の様子を記載してくれているブログなどが見つかりますので、2つほどリンクを貼っておきます。

http://rurihouse.blog99.fc2.com/blog-entry-474.html
http://smalllovehouse.blog.fc2.com/blog-entry-220.html

 

フィルターレス=掃除が楽、だからお金を出す価値があると、盲目的に信じ込んでいましたが、実際はそうではなかったと言う事で、自分の認識の甘さを痛感しています。

フィルターの件については、フィルターレス機能自体が欠陥と言う事を言いたいわけではなく、何となく、掃除をしなくても大丈夫!みたいなイメージを持ってしまいますが、そうではないという事を知っていただきたいと思いました。

アリエッタも、不織布を交換する手間もありますし、吸い込みが悪くなると言うリスクもあります(そもそも、メーカーは推奨していない)ので、両方のメリット、デメリットを比べて、判断していただければと思います。

幸いにも、ユーロキッチンズでは圧倒的にアリエッタが多いのですが、やはり、アリアフィーナを選ばれたお客様もいらっしゃいます。その際に、このフィルターレスに関する説明が十分出来ておりませんでした事を、この場をお借りして、お詫びいたします。

 

以上、アリアフィーナとアリエッタで迷われている方に参考になればと思い、いくつかの違いや判断のポイントを説明させていただきました。(メーカー仕様変更などにより、上記の内容が変わってしまうこともありますので、最新の情報はメーカー及びオーダーキッチンメーカーに確認をしてください。)

私の主観になりますが、デザインさえ大丈夫であれば、排気能力は同じと言う事を考えると、アリエッタで良さそうな感じがしますが、いかがでしょうか?

 

 

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