目黒区内の4階建てマンションにアメリカから輸入した海外製の冷蔵庫を搬入してきましたので、その搬入作業をレポートします。
ワールプール社のサイドバイサイド冷蔵庫(wrs571cidm)ステンレスです。奥行が約65cmと、このデザインでは珍しい薄型タイプです。奥行65cmのキッチンにビルトインしても、扉分で約7~8cm程度しか出っ張らないので、とてもスッキリとしていますね。
さて、搬入ですが、トラックから降ろして、開梱し、仮置きしています。
今回は、エレベーターを使いますので、エレベーターまでの通路をしっかり養生します。
途中、小さな段差がありますので、ここは手で持って移動します。画像では軽々持ち上げているように見えますが、製品重量は111kgもあります。
平坦な場所はダンボールの上を滑らせながら移動しています。エレベーターの間口が狭いので、横にして中に入れます。
必要に応じて、養生を加えながら、動かしていきます。
エレベーターの中で回転させて、うまく納めます。かなりギリギリでしたが、事前に下見をしていますので、心配はありません。
4階に着きました。同じようにダンボールと毛布で滑らせながら移動します。
幸いにもエレベーターから玄関までは、すぐ近くでした。
横にして玄関ドアから中に入れます。
キッチン近くまで、滑らせながら移動します。
搬入と同時並行で、設備屋さんがアイスメーカー用給水接続の準備を行います。今回は冷蔵庫脇のトールキャビネット内に配管を出しました。建築会社様には、以下の画像のように一次側の準備配管をお願いしてありました。
キャビネットの側面の穴に配管を通します。
このような感じで繋がります。
接続する前に、水を通します。
冷蔵庫の裏側に配管を接続します。
冷蔵庫の裏側の接続が終わりましたので、カバーを元に戻します。
コンセントです。
コンセントを差し込みます。
中に押し込みます。幅は965mm確保していましたので、十分です。
前後位置は、キッチンキャビネットを見ながら調整します。大体、このくらい扉を出しておけば、扉を全開しても、脇のキッチンキャビネット及び取っ手にも干渉しません。
冷蔵庫本体のハンドルバーも大きいので、注意が必要です。
横から見るとこんな感じです。綺麗に収まっています。
再度、アイスメーカーの接続テストを行います。同時に高さの調整も行います。
右側の袖壁も、事前に寸法を打ち合わせしていましたので、ピッタリ収まっています。
電気系統も問題ありません。アイスディスペンサーも作動しています。
この後、現場に来ていただいていたお施主様ご夫婦に簡単な取り扱い説明をさせていただきました。とても、喜んでいただけました。